第26回多文化間精神医学会の大会長を拝命しました京都大学・精神医学教室の村井俊哉です。
多様な視点・方法論から、独自性の高い研究を発信続けてこられた本学会を担当させていただくことになり、副会長・須賀英道(龍谷大学)、事務局長・上床輝久(京都大学)ともども身の引き締まる思いです。
2019年11月30日(土)、12月1日(日)の両日、近年海外の旅行者から絶大な人気を誇る伏見稲荷大社からほど近い、龍谷大学にて開催することといたしました。メインテーマは「多文化の時代 〜多文化概念の多様化と精神医学〜」としました。グローバルメンタルヘルスをはじめ、在日外国人および在外邦人の労働・教育の課題、国際化が進む地域の現況、そしてこれまでの枠に収まらない様々な文化の共存共栄における展望などをテーマとして、昨今の疫学・EBM的な方法論のみならず、民俗学・人文学的考察に基づく豊饒な知見を、様々な分野の多くの先生とともに味わえるような、にぎやかな会となるよう努力する所存です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
第26回 多文化間精神医学会学術総会
会長 村井 俊哉
副会長 須賀 英道
事務局長 上床 輝久